監査で必ず見られる法令ごとの「点検記録」の作り方
- 地方のしがない環境管理者
- 1月26日
- 読了時間: 2分

環境監査で最も指摘されやすいのが 点検記録の不備 です。点検はしているのに、記録が残っていない。記録はあるのに、保存期間が守られていない。フォーマットがバラバラで、何が最新か分からない。
こうした問題は、ほぼすべての工場で起きています。
この記事では、新人でも迷わず点検記録を作れるように、“監査で見られるポイント”を中心に整理して解説します。
1. 点検記録が重要な理由
点検記録は、環境管理の“証拠”です。
点検をした
異常がなかった
必要な管理を行った
これらを証明するのが点検記録です。
監査では、「点検しているか」ではなく「記録があるか」が問われます。
2. 法令ごとの点検記録の違い
環境法令では、法令ごとに点検内容が異なります。
■ 大気汚染防止法
ばい煙発生施設の点検
排気設備の点検
測定結果の保存
■ 水質汚濁防止法
排水処理設備の点検
pH・濁度の記録
ポンプ・薬品の確認
■ 廃掃法
廃棄物保管場所の点検
飛散・流出防止措置
ラベル・区画の確認
3. 記録が残らない原因
新人が最初に直面するのが、「点検はしているのに記録が残らない」という問題。
原因は次の3つ。
① 記録の重要性が伝わっていない
現場は「点検=見ること」と思っている。
② フォーマットが複雑
書くのが面倒だと記録されない。
③ 保管場所がバラバラ
紙とデータが混在している工場は要注意。
4. 新人でもできる“点検記録の仕組み化”
点検記録は、仕組み化すれば一気に楽になります。
① フォーマットを統一する
日付
点検者
点検項目
異常の有無
これだけで十分。
② 記録の保管場所を決める
紙ならファイル
データならフォルダ
③ 点検者に教育する
「記録がない=点検していない」と伝える。
5. 監査で指摘されやすいNG例
記録が1ヶ月分抜けている
点検者の名前がない
異常時の対応が書かれていない
保存期間が守られていない
6. 新人が押さえるべき“最低限のポイント”
記録は“証拠”
フォーマットを統一
保管場所を決める
保存期間を守る
7. まとめ
点検記録は、環境管理の基礎です。新人でも、仕組み化すれば確実に管理できます。
より詳しいフォーマットやチェックリストは、別途まとめている資料で確認できます。
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