【廃掃法】産業廃棄物の種類を新人でも迷わず分類する方法
- 地方のしがない環境管理者
- 1月14日
- 読了時間: 2分

工場で発生する廃棄物は多種多様で、新人担当者が最初に混乱するのが「これは何の廃棄物に分類されるのか?」という点です。
廃掃法では産業廃棄物の種類が細かく定められており、分類を誤ると委託契約書やマニフェストの内容が不適切になり、監査で指摘される原因になります。
この記事では、新人でも迷わず分類できるように、産業廃棄物の種類を“考え方”から整理して解説します。
1. 産業廃棄物とは何か
産業廃棄物とは、事業活動に伴って発生する廃棄物のうち、法令で定められた種類のものを指します。
新人がまず押さえるべきポイントは次の3つ。
産業廃棄物は“法律で決まっている種類”
工場の工程によって発生する廃棄物が異なる
分類を誤ると委託契約書が不適切になる
2. 新人がつまずく理由
産業廃棄物の分類が難しい理由は次の通り。
名称が似ている
工場ごとに呼び方が違う
工程によって性状が変わる
混合物の扱いが難しい
3. 分類の基本は「工程 × 性状」
産業廃棄物の分類は、工程(どこで発生したか) × 性状(どんな状態か)で考えると整理しやすくなります。
■ 例
切削工程 → 金属くず
洗浄工程 → 廃油・廃アルカリ
排水処理 → 汚泥
工程を理解することが分類の第一歩です。
4. よくある誤分類
新人が特につまずきやすい誤分類を紹介します。
■ ① 金属くずと廃プラの混同
金属くずにプラスチックが混ざっている場合、分類が難しい。
■ ② 汚泥の分類が曖昧
排水処理の汚泥は“汚泥”だが、工程によって性状が異なる。
■ ③ 廃油と廃溶剤の混同
油と溶剤は性状が異なるため、分類も異なる。
5. 新人が押さえるべき“最低限のポイント”
分類の基本は次の3つ。
① 工程を理解する
どこで発生したかが最重要。
② 性状を確認する
液体・固体・泥状など。
③ 混合物は分けて考える
混ざっている場合は注意。
6. まとめ
産業廃棄物の分類は複雑に見えますが、工程と性状を理解すれば、判断の方向性を大きく間違えることはありません。
より詳しい分類フローやチェックリストは、別途まとめている資料で確認できます。
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